オーガニックコットンの茶綿って?

3月 16, 2026

川崎リボンのオーガニックコットン茶綿(No.26)は、
アメリカのコットンブリーダー、Sally Fox(サリー・フォックス)さんが育てた
自然色の綿を使用しています。
この茶綿を使いはじめて、気づけばもう20年近くになります。

いま主流の綿は生成り。
けれど本来、綿花には茶色や緑などの自然の色がありました。
しかし、これらの綿は、繊維が短く強度も弱かったため、
長い間、産業用途にはあまり向いていませんでした。

サリー・フォックスさんは、長い年月をかけて改良を重ね、
自然の色を持ちながら、実用的な強度を備えた綿を育てました。

「白くしてから染める」のではなく、最初から色を持つ綿を育てる。
それは工程を増やすのではなく、工程を減らすという発想でもあります。
染色工程がないため、水やエネルギーの使用削減にもつながります。

Photo courtesy of Taishoboseki Industries, Ltd.

Photo courtesy of Taishoboseki Industries, Ltd.

けれど、色を持つ綿は、紡績工程の管理が難しく、
原料コストも高くなります。
ものづくりとしては、決して“楽な選択”ではありません。
それでも私たちは、この綿を選び続けています。
最初から色を持つという思想に、素材の美しさを感じているからです。
茶綿は、染めなくても、やさしく深みのあるブラウンをまとっています。

 

茶綿は、オーガニックコットン糸で知られる大正紡績株式会社 様が紡績されたものです。
大正紡績株式会社 様の投稿を拝見し、私たちが知らない茶綿の魅力や歴史が
まだまだあるのだと感じました。

大正紡績株式会社 様 公式サイト
https://www.taishoboseki.co.jp/

川崎リボンではこの茶綿を使い、
平織、綾織、サテン織、生成り×茶綿の柄、丸紐、平コード、山道、レースなど
さまざまな形のリボンへと展開しています。

▼ 茶綿リボン シリーズはこちら(国内EC)
https://kawasakiribbon-onlineshop.jp/collections/organic-cotton-brown

サリー・フォックスさんに直接お会いしたことはありませんが、
もし私たちのリボンをいつか目にしていただけたら嬉しいです。
あなたの茶綿は、日本の小さなリボン工場にも届いています。

この素敵な素材の背景を、皆さまにもお届けしたくて投稿しました。
茶綿のリボンを手にしたとき、少しだけ豊かな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

大正紡績様、お写真のご提供、心より感謝いたします。

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